2007年02月19日

『梁塵秘抄』030番から

030番 一度御名を称ふれば

『弥陀の誓ひぞ頼もしき 十悪五逆の人なれど 一度御名を称ふれば 来迎引接(いんぜう)疑はず』(30番)


 われいまだ十悪五逆に至らねど御名は称ふる幾たびも 南無


 元歌は、どんなに悪いやつでも一度「南無阿弥陀仏」と仏の名を称へれば、極楽浄土へ行けるのだ、といふ歌です。親鸞が歎異抄で「善人なをもて往生す 況や悪人においてをや」と言つた以前に、もう既にこんなことが民間の小歌として歌われてゐたのです。不安な世の中の心の支へとして、仏教が民間にも浸透してゐたことが分かります。

 さて本歌取りのほうはですね。
「わいはそないに悪もんやおまへん。ま、チョイ悪程度のもんですけど、なんまいだぁ〜は何回でも称へまつせぇ〜〜」と、『不信心のJoe』が開き直つたところですかな……



posted by 素浪人Joe at 00:36| Comment(0) | TrackBack(0) | 『梁塵秘抄』の言葉を借りて | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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