パワーウィングスのハマオフ会を詠ふ 16首

ボクが参加してるSNS・パワーウイングスのオフ会を横浜でやりました。
ハマオフ会と称しております。そのときの状況を詠んだ歌を載せておきます。

　　◆「日本大通り駅」にて

日本を独り占めするかのやうな名前の駅に吾ら集ひぬ
ゆつたりと笑みをたたへて手を挙げて総理のやうに近づいてきぬ
ご無沙汰の仲間が初に会ふ人が違和感もなく打ち解けてゐる
挨拶はそこそこにしてたちまちに家族の如き冗談が飛ぶ

 ◆パワーウィングス仲間　ロイヤルウイング号に乗る

力強き翼のわれら十一人 王の翼といふ船に乗る　　
翼持つ船で翼を持つ仲間　ベイブリッジの下飛ばずくぐりぬ
暮れゆけば街の灯りが歌のやう　とても綺麗ねミナトヨコハマ
ほろ酔へば乙女の奏けるヴィオロンの調べ身に沁み胸にせまれり
時経ればワインの酔が回りきて舌滑らかに語り尽きざり
語らひて飲み食ひをして景色見て写真も撮りて　あな忙しき
このまんま外つ国までも行きたしと言ふ友のあり諾ひて聞く
１１０分楽しい時は速過ぎる時計の針を戻してみるか

 ◆汽車道を歩いて桜木町へ

赤煉瓦倉庫に夜の灯ともればロマンティックな散歩始まる
汽車道を行けばカップルあちこちに邪魔し給ふなわがカメラマン
散歩道果てて広場は桜木町　次のオフ会いつにしやうか
最後まで別れを惜しむひと五人　時計にらんでコーヒーを飲む