2008年10月29日

5〜7月歌会の詠草


              yuugure.jpg
 

 胸ぬちに赫き夕陽を閉ぢこめてゆふやけぐもは思ひ告げ得ず
                                   
(藤の実5月)
 
 
ぬかづけばステンドグラスほの明かくこころたひらな雨の夜のミサ
                                   
 (湘南5月)
 
 忍冬の蕊のゆらぎのかそけさを愛
(かな)しと思(も)ひて歩みとどめぬ
                                   
 (藤の実6月)
 
 いつしかにさはやかさつきさりゆきて暗き厨にうどん煮てゐる
                                    
(甲麓庵7月)

             
   (注)藤の実湘南…潮音の歌會、 甲麓庵はHN伯爵さん主催の歌會 


このところやる気が起きなかつたので、更新が遅れてゐる。これは数ヶ月の歌會の詠草。

第2首は旧作で未発表だつたもの…。ここでは言えないが少し思ひいれがある。
歌會で出したら、4句を言葉遣ひとしては「…ことばたひらなる…」だといふ意見がだされた。
でも、ボクはやはり元の「…こころたひらな…」に拘りたい。

3首目は実は題詠100首に載せたものなので、歌會に出すのはいささか気が引けた。
それでもこんな感傷癖はJoeの性格でもあるので歌會メンバーの評価を聞いて見たかった。
「諸、まんま、じゃないか」といふニュアンスの意見もあつたが、
一応は「ま、いぃじゃないの・・」と認めて頂いたものだ。

4首目は遊び的習作。
前半ひらがなばかりを使ひ、さらにS音のカサカサした感じを出して置いて、
下句を「暗き厨」の漢字でと共に、U音を効かせた暗さで不安感を出したつもりだが…
狙ひ通りいつただらうか? 


さまざまな傾向の歌會の雰囲気が違ふので、それに合せて詠んでみたりする。
ま、しかしそんな詠み方はよくないと思ふ。でもつい他のメンバーを意識してしまふ。

まだまだだなぁ・・・ 自分の歌風が固まつてない。  さらに修行修行・・・
 


posted by 素浪人Joe at 01:21| Comment(0) | TrackBack(0) | 日々に詠ふ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。

この記事へのトラックバック
×

この広告は180日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。