2008年10月27日

『潮音』08年7月号掲載歌

                                    
     #振りかへる        P1090347.JPG                                                                  
 今日よりは老い詠はじと思ひしも燕の翔ぶをみれば萎えくる

 振り向きて後眺むれば頬紅き少年のわれひと思ひて佇つ

 胸熱き少年の思ひまた燃ゆる後を向くもよきことならむ

 天鵞絨の艶けき紅の薔薇ありて吾を見下ろし媚を売りくる

 さつぱりとゆふべの記憶抜けてゆく気がする朝の酔ひざめの



 一ヶ月以上も更新しなかったら、書き込みに少しおたおたする。
 
 これも老化現象か・・・。
 
 
 
 ここ一と月ボクもカミサンも心身の調子が悪く、二人して医者通ひである。
 まあ、年並みに仕方のないことと諦めて、「老」とも仲良くして行くしかあるまい。

 さて、『潮音』7月号掲載歌から転記して行くことにするが、
 この一連の歌がそもそも老い人が後ろ向いて詠んだもので、
 まことに恥かしい・・・

 なほ、以下は採り上げられなかった作品だが、
 「花咲きて…」の歌は自分では愛着があり捨てがたい。

 花咲きて散りゆく季節(とき)に追ひつかぬわがこの頃のうすのろ頭

 前向きに生きよと諭す友あれど進めば奈落口開いて待つ
ラベル:潮音
posted by 素浪人Joe at 02:51| Comment(2) | TrackBack(0) | 日々に詠ふ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
更新がされないなあと思っておりましたが、体調が良くなかったのですね。こちら、昨日から急に”秋深し”になってきました。
joeさん、「奈落口開いて」なんてとんでもないですよ。
いつもの美しいふみの句をまた読みに伺いますね。
Posted by ひばり at 2008年10月27日 11:03
thank you ひばりさん

あんまり若ぶるのもナンでして(笑)
ま、年並みにぼつぼつです。

スーパーの買物やキッチンは大方ボクがやつてます。
それでも歌詠みだけは続けてゐますよ。
Posted by Joe at 2008年10月28日 01:34
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。

この記事へのトラックバック
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。